dmachiの日記

読書メモなどです。

2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

読書メモ

『身体の文学史』を何度目かにおもしろくつい読んでしまう。読む毎に考えることがあるという本になっている。明治大正と進み身体の型が失われたということが指摘され、その性格が説明される。そして戦後から現代。対応として型の喪失を意識化する他ないとい…

読書メモ

五木寛之『他力』2000年。時代と共に考え抜かれた文が百も。作家ならではというのかそんな視点や想像力。また戦前を知る人の話という意味でもおもしろく。旧都破れ新都未だ成らず、という言葉があったが、数百年の変化の直中だと書かれる。

読書メモ

『俺に似たひと』2015年文庫。味わい深い。エッセイ風で「俺」が父親の介護にまつわる様々な印象を語る。