dmachiの日記

読書メモなどです。

映画の感想

ドラゴンタトゥーの女』は2011年デヴィッドフィンチャー監督。スウェーデンが舞台。お金持ちの家系にある謎を、ドラゴンタトゥーのある女とジャーナリストが解いていく。面白い。
『ゴーンガール』もデヴィッドフィンチャー監督。2014年。アメリカの夫婦喧嘩の話。夫婦喧嘩が人命や全米のメディアを巻き込む。愛に飢えた者の異常さが際立ち変なのだが、そのおかしさを抱えた夫婦を、人命やメディアを仲人役としつつ、何とかもたせる。という変な話、なはずだが、変な状況がまかりとおってしまう社会が普通のこととして描かれている。それが変だった。
殺しのドレス』、1980年、デパルマ。よく出来ている。面白い。けど、人の交流のドラマはあまり無く、ミステリーの出来映えが凄いという映画。
『ブラックブック』バーホーベン、2006年。面白い。1944年のオランダの話。ユダヤ人女性がナチスレジスタンスや戦争に巻き込まれていく。タイトルのブラックブック、手帳がキーになる。記録する、その行為はなんだかすこし神聖な気がした。ミステリー仕立て。
アベンジャーズ、インフィニティウォー』2018年。サノスという強大な力を持つ者と、アベンジャーズの戦い。アクションは凄い、とはいえ、当然CG。宇宙が舞台となるが、その風景は暗くとんでもない場所は特に無い。エピソードが代わる代わる続く。世界観にはまっていなくて少し退屈。
『百円の恋』漫画チックで音楽もベタだけど、所々に渋い台詞のやり取り。安藤サクラの等身大の精一杯をやる主人公を普通に周りが見ることになる運びはいい。