映画メモ
「兵隊やくざ」1965年。勝新の喧嘩相手へのいたぶり方がとんでもなかった。
「兵隊やくざ」1972年。65年のとは違い音楽がハモンドオルガン的な音色のメロウなものになっていて映像と合っているのかそのズレを楽しむべきものとして合っているのかよくわからなかった。筋が単調な印象だったのはなぜだろうと思った。65年のは、人物たちのキャラが立っていて、人物達の選択や話の運びに、説得力があった、ということかなあ。でもキャラが立つってどういうことなのか。
「二百三高地」三時間くらいで長かった。戦地へ行く小隊長と内地に残る婚約者のエピソードの描写が作り付けっぽくて泣けた。劇中歌は映画の後がいいと思ったが趣味の問題なのだろうか。戦場や軍トップの場面が面白かった。日露戦争を絵にしてもらうことで、その歴史に関心を寄せやすくなった。
「カメラをとめるな」さわやかな気持ちにさせてもらった。
「醜聞」黒澤明、面白い。
「狂った果実」若者のエネルギー。
「秋刀魚の味」凄かった。好みでもあった。真顔で嘘をつくのを普通にやる感じなど。ちょっと凄いが何が凄いんだろう。
「剣」美に生きた人。
「剣鬼」もの悲しい。
「しとやかな獣」面白い。